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銀魂2 掟は破るためにこそある★★★★

2018年08月22日 | アクション映画ーア行

空知英秋による人気コミックを小栗旬主演&福田雄一監督のタッグで実写映画化し、2017年の邦画実写でナンバーワンの大ヒットを記録した「銀魂」の続編。原作の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させたストーリーが展開される。おなじみの“洞爺湖”と彫られた木刀を手に、鋭い眼差しを向ける銀時を中心に構成。新八&神楽も続き、真選組局長・近藤勲(中村勘九郎)、副長・土方十四郎(柳楽優弥)、一番隊隊長・沖田総悟(吉沢亮)が闘志をみなぎらせる。

さらに真選組動乱篇の重要人物・伊東鴨太郎(三浦春馬)や、鬼兵隊の河上万斉(窪田正孝)、爆笑必至の騒動を巻き起こす江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂(勝地涼)、警察組織の頂点に君臨する松平片栗虎(堤真一)、銀時のストーカーくノ一・猿飛あやめ(夏菜)、万事屋の大家・お登勢(キムラ緑子)という映画初登場キャラも集結。そして、銀時のかつての盟友・桂小太郎(岡田将生)、新八の姉・志村妙(長澤まさみ)、発明家・平賀源外(ムロツヨシ)、鬼兵隊頭領・高杉晋助(堂本剛)と、前作を彩ったキャラクターも凛々しく並び立っている。なお佐藤二朗の姿も確認できるが、役どころは未だに不明だ。

<感想>前半の「将軍篇」って本当に老若男女に笑えるものだと思うので、結局やっていることはドリフターズみたいな感じなので、抱腹絶倒でありました。3人揃った「万事屋」は、やっぱりゆる~い掛け合いが似合っているわけで、何でもかんでも喋りすぎな3人の軽妙なトークを特とご堪能あれ。

後篇です。「真選組動乱篇」であり、伊東鴨太郎演じる三浦春馬くんのカッコいいところですかね。サブタイトルの「掟は破るためにこそある」、ここに集まった掟破りな侍たち「いざという時はキラめく」ということであり、土方十四郎役の柳楽優弥くんがメインの映画っていうか、土方十四郎は、ひょんなことから別人格のヘタレオタク“トッシー”をその身に宿してしまう。

日を追うごとにアイドルやフィギュアへの情熱が抑えられなくなり、そのことを機に、真選組と江戸を巻き込む大騒動が巻き起こっていく。

しかし、列車に乗っている真選組局長・近藤勲を助けるために後ろに“トッシー”を乗せ、車で追いかける様は、まるで「マッドマックス/怒りのデス・ロード」のようでもある。車の上に乗り、デッカイ・ロケットランチャーをぶっ放す銀時のカッコ良さは、まるで「トム・ハーディ」のようであった。ですが、途中で銀時は、真選組局長の救出を任せて自分は、鬼兵隊の河上万斉のところへ行く。

新しく出た、窪田くんの鬼兵隊の河上万斉は、表では音楽プロデューサーとして活躍し、裏では高杉晋助(堂本剛)率いる鬼兵隊で暗躍する万斉役を演じている。銀時との戦いでは、見事にハマった窪田くんの河上万斉の華麗なアクションに目が釘付けになりますから。

「銀魂」って、万事屋にせよ真選組にせよ、家族的な関係性が多いと思うので、突如描かれる“男の友情”に凄く惹かれるんですよね。それに、土方と銀時の関係もあるし、だからこそ万事屋と真選組の腐れ縁を深いところまで描くのは難しいところ。最後に銀時が土方を助けようとして、真選組局長・近藤勲のところまで行くところなどは、好きですね。

それにだ、今回は沖田総悟の吉沢亮くんがこれまたかっこいいときてる。列車の中で、局長・近藤勲を助けるところとかね。今回はアクションが盛りだくさんありました。

「銀魂」だからこそ描ける人生の本質のようなものがそこにはある。キャラクターたちの泥臭い戦いや、くだらないギャグの裏側には、そいう生き抜くヒントが滲み出るからこそ、私たちはこの作品に夢中になるわけなんです。

そして、怒涛のシリアスな展開は、ともすれば前半と別作品のようにもなりかねないが、ムロツヨシの猫バスならぬアライグマバスまで登場し、挙句はタケコプターならぬ木製のヘリコプターまで登場させる。ギャグからシリアスまで同じ温度感で全力疾走する「万事屋」がいるからこそ、笑いと涙が共存する「銀魂」ワールドの世界観。

ラストでは真選組の深い絆が一層輝くのは言うまでもないが、物語の最終章の「銀ノ魂篇」に繋がっていくという、これはかなり長篇になるのではないかと思います。絶対に公開されることを、楽しみにしている。

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